よく聞かれる着付けの悩み、
衿が動いている間に詰まってくる悩み。
襟に力布をつけてお手洗いで裾をめくって引っ張る、
があるのですが、一度詰まってくると何度も引っ張らないといけないことも・・・・。
そこで裏技!です。

襦袢の内側!(よくあるのは外側表につける方法ですが)にループを縫いつけます。
写真はお菓子についていた布のリボンです。
ごろつくので薄いリボンが良いと思います。

そこに二重にした腰紐を通します。


腰紐の長さをきっちり合わせずに差をつけときます。

身八つあきから紐を出しておいて普通に襦袢を着ます。

衿を合わせたら衣紋をちょうどいい所で、
通しておいた紐を片方の輪に一本通してもう一本と結びます。
きつく締めなくても大丈夫です、
お茶会などで一日中動くときや、忙しく動く時トイレにいちいち飛び込めませんね、
一度お試し下さい。

ボディちゃんに着てもらいました。

横から見たところ

後ろから見ると紐が内側を通っているのがよくわかります。
暑くなると衣紋の布が一枚重なっているだけでも熱く感じます。
タオルの補正の上にこの紐だけで襦袢を着て上に着物を着ることもあります。
そんな時期は紐も伊達巻も麻地を使います。
次回は暑い日に和装ブラの代わりに三枚のガーゼで作る簡単ブラをお知らせします。
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プエルトリコ